【送料無料】栄養豊富な新巻鮭|贈答・お歳暮に最適

新巻鮭と聞いて、あなたはどんな情景を思い浮かべるでしょうか。 お正月の食卓、大切な方への贈り物、あるいは北国の厳しい冬…

これは、400年以上も前の安土桃山時代に、東北地方の小さな町から始まりました。 当時の大槌城主は、獲れたての鮭を遠い江戸の都に届けるため、日夜試行錯誤を重ねます。 そして、ついに生まれたのが、鮭を塩漬けにして保存する「塩蔵」の技術でした。 これが、新巻鮭の原型です。

現在、新巻鮭は北海道を筆頭に、日本各地で作られています。 保存技術も進化し、冷凍技術の発展で、昔と変わらぬ美味しさをそのままお届けできるようになりました。

あなたの食卓に並ぶ新巻鮭は、単なる一匹の魚ではありません。 400年以上の時を超え、多くの人々の知恵と想いが詰まった、歴史の物語そのものです。

大切な人と、この物語を分かち合いながら、味わってみてはいかがでしょうか。

贈答に最適な昔ながらの新巻鮭

1. 新巻鮭と野菜のホイル焼き

新巻鮭の旨味と塩気が、野菜の甘みを引き立てるシンプルな料理です。アルミホイルで包んで焼くことで、素材の風味が凝縮され、ふっくらと仕上がります。

材料(1人分)

新巻鮭の切り身:1切れ

玉ねぎ、しめじ、パプリカなどの好みの野菜:適量

バター:10g

ポン酢:少量

レモン:お好みで

作り方

新巻鮭が塩辛い場合は、水に30分〜1時間ほど浸して塩抜きをする。

アルミホイルを広げ、玉ねぎなど火の通りにくい野菜を下に敷く。

その上に鮭、きのこ、パプリカなどを乗せ、バターを乗せる。

アルミホイルでしっかりと包み、オーブントースターで15分ほど焼く。

お皿に盛り付け、お好みでポン酢やレモンをかけていただく。

2. 新巻鮭と根菜の三平汁(さんぺいじる)

北海道の郷土料理である三平汁は、新巻鮭のアラや身から出る出汁が絶品の汁物です。具材をたっぷり入れることで、主菜としても満足できる一品になります。

材料(2人分)

新巻鮭の切り身またはアラ:200g

大根、にんじん、じゃがいも、こんにゃくなどの根菜:適量

昆布:5cm

酒:大さじ1

みりん:大さじ1

塩、醤油:少量

長ねぎ:お好みで

作り方

新巻鮭が塩辛い場合は、熱湯をさっとかけて水気を切り、一口大に切る。

鍋に水と昆布を入れ、30分ほど浸しておく。

大根、にんじん、じゃがいもなどをいちょう切りや短冊切りにする。

鍋を火にかけ、沸騰したら昆布を取り出し、野菜を入れて柔らかくなるまで煮る。

鮭とこんにゃく、酒、みりんを加えてさらに煮込み、アクを取り除く。

鮭に火が通ったら塩と醤油で味を調え、お好みで長ねぎを添える。